茶好きエンジニアblog

エンジニア職、ゲーマー。

【元自転車店店員】自転車を買うときに考えること・選び方

 

こんにちは!

2019年も半分以上が過ぎ、夏にさしかかろうとしています。

 

夏といえば何が思い浮かぶでしょうか🤔

僕は青い空の下、草原横のアスファルトを走る自転車が思い浮かびます。笑

 

そこで今回は元自転車店店員が自転車の買い方を考えてみました❗️

 

 

まずはじめに

 

「それでは、自転車を買いに行こう!」

 

 

「待て待て、何を買ったらいいか分からないし、何を基準に考えたらいいか分からないよ…」

 

 

こんなことありますよね。実際、接客をしていても何も考えずになんとなく欲しいという思いで来られるお客さんもいます。

 

 

正直、店員さんも困っちゃうので考えてから行きましょう〜

 

結論から言うと

  1. 買い物に使いたい→ママチャリ
  2. 段差を気にせず快適に→マウンテンバイク
  3. スピード命→ロードバイク
  4. 通勤・通学→ママチャリ(後で詳しく)

 

大きく考えるとこんな感じです。

 

 

これから、なぜその種類を選ぶべきか理由を説明します。

 

 

①買い物・普段使い

 

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車で行くには近すぎるけど歩くのはダルいくらいの買い物に自転車を使いたい。

 

そんなあなたにママチャリです。

 

なぜなら必要な装備が全て整っているから。

ライト、カギ、カゴがしっかり着いてます。

 

それ以外に確認したいのは

  • リムのサイズ(26インチとか27インチとか)
  • ハンドルの形状
  • フレームの形状

 

こんなところです!

 

リムのサイズ

リムのサイズとは、分かりやすく言うとタイヤの直径とほぼ同じです。

 

リムのサイズが大きくなると一漕ぎで進む距離が長くなります。

 

つまり24インチとかの小さめのものではたくさん漕がないと27インチとかのサイズに追いつけないわけですね。

 

ハンドルの形状

ハンドルの形状は曲がっているタイプ(カマキリ)とまっすぐなタイプがあります。

 

坂道を登るときはまっすぐなタイプの方が力が入りやすいです!

 

フレームの形状

フレームの形状で見るポイントは低床フレーム設計かどうかです。ハンドルとサドルの下をつなぐ部分(トップチューブ)が下に曲がっていてそのフレームの位置が低いものを言います。

 

メリットは乗り降りしやすいことです。また、足を開かなくてもいいので、スカートをはいている人でも安心です!

 

②段差を気にせず快適に乗りたい

 

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マウンテンバイクはタイヤに入る空気量が多いので、地面のガタガタが体に伝わりにくいのがメリットです!

 

マウンテンバイクを買うときに見る部分は

  • サスペンションの有無
  • Wサスペンションかどうか
  • ブレーキ

 

マウンテンバイクは、フロントフォーク(前タイヤの横らへんのフレーム)にサスペンションが付いていることが多いです!

 

サスペンションの有無

その有無ですが、もちろんあった方が乗り心地はいいです。自分でメンテナンスしたい方は考慮した方がいいですが、お店で点検してもらえば大丈夫なので特に心配はいりません!

 

 

Wサスペンションの有無

Wサスペンションというのは、前だけでなく前タイヤと後ろタイヤの間あたりにサスペンションが付いているのもあります。そこに付いていることで前輪だけでなく後輪からの振動も軽減させてくれます。

 

ただし、デメリットもありまして、後輪からの衝撃・自分の体重分の衝撃が後ろのサスペンションに集中するため、長い目で見ると、サスペンションが付いていないものに比べ寿命が短いということです。一点集中したら壊れやすいので。

 

ブレーキの種類

ブレーキは多く見かけるのはVブレーキ(リムを挟むブレーキ)ですね。

ディスクブレーキというのもあって、自動車と同じように車輪の中心にディスクがあるものです。

 

ディスクブレーキの方が雨に強く制動力も強いというメリットがあります。メンテナンスがしやすいのはVブレーキです。

 

 

③スピードを出したい!

 

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スピードが欲しくてたまらないあなたはロードバイク一択!しかし、奥が深いので価格別(新車時)に簡単に説明します。

 

〜7万円  LOOK車(見かけはロードバイクだけど

               性能はそれ以下)などもあるのでおす

               すめしない

 

7万円〜  街乗りロードバイク 長距離も乗れる

14万円  

 

14万円〜   通勤・通学  レース入門

16万円  

 

16万円〜  通勤・通学ではほぼ見かけない  

                 ロングライド、レースガチ勢

 

だいたいこんなイメージです。スピード命マンは7万円以下はやめておきましょう。

 

ロードバイクはカギ、ライト、空気入れ、ヘルメットなどパーツや安全のためのウェアなどを一緒に買おうとすると最低でもプラス1万円は見積もっておいた方がいいでしょう。

 

④通勤・通学に使いたい

 

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通勤通学に関しては荷物の量や距離もよります。

ちなみに筆者は大学生時代、片道11kmを背中にリュック背負って15万円のロードバイクで快適に通学していました🚴‍♂️

 

もし、野球部でリュックに教科書、エナメルバッグにユニフォームなんて荷物でしたらママチャリが妥当です。

 

片道5kmくらいでママチャリでも行けるけど飽きたかな〜という方はマウンテンバイクかクロスバイクをおすすめします。

クロスバイクなら5万円台で良いものを買えますし、ロード程のスピードは出ないにせよ爽快に走れます。

 

まとめ

ここまで大雑把に書いてきましたが、自転車の選び方はいろいろあると思います。一目惚れとかですね(笑)

 

ただ、

  • どれくらいの距離を想定しているか
  • 荷物の量はどれくらいか
  • どんな道を走るのか
  • 何のために使うのか

 

といったことを考えておくと自転車を選びやすく、スムーズに接客してもらえると思います❗️